間
情報を伝えようとすると、どうしてもセリフ(文字)が多くなってしまいます。
しかし、それでは折角のマンガの良さが損なわれ、逆に伝わり難いものになってしまいます。
マンガは『絵』と『文字』の組み合わせですが、特に『絵』を活かせるのがマンガの強みでもあります。
そこで、文字が全くないコマを活用すると表現力が強まり、マンガのチカラが引き出されることがあります。
ページ数を抑えて情報量を詰め込んでも、人に伝わらないものでは意味がありません。
可能な限り多少のスペースを使ってでも『間』のコマを活用し、『伝わる』マンガを作ろうとするのがマンガ制作.comの考え方です。
この様な『間』は、プレゼンテーションや商談の場でも大事ですよね。
マシンガントークでしゃべりまくっても、聞いてる人は疲れるだけですし、伝わりもしません。
伝え上手の人は、いかに『話さないか』も考えています。
話さない時間は、相手が『考える時間』にもなります。
だから、伝え上手の人は『間』を大切にします。
マンガでも同じで、いかにセリフを減らすかが、逆に相手に伝わるマンガになることが多いのです。